職業観の育成をテーマに高等専修学校の講師らを特別講師に招いた出前授業が11日、遠藤の滝の沢中学校であった。美容や調理、ウェブデザインなど8講座が開かれ、生徒らがプロの技術や考え方に触れた。
新型コロナ禍により校外の職場体験の実施が難しくなる中、将来の目標や仕事を考えるきっかけにしてしてもらおうと企画。「仕事のまなび場Jr」と題したプログラムで、同校2年生約220人が参加した。
果物や野菜に専用ナイフで彫刻する「フルーツベジタブルカービング」の講座では、厚木総合専門学校の川口賀久さんが仕事の心構えを指南。「サービス業のあいさつは元気よく」と話し、全員で声を揃えた後、作業に取り掛かった。
この日はニンジンとラディッシュを使って葉や花を作成。生徒らは専用ナイフで慎重にカットしながら、真剣な表情で作品を作り上げた。
参加した女子生徒(13)は「すごく楽しかった。まだ実感はないけど、将来はやりがいのある仕事が選べたら」と話し、笑顔を見せた。
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