メキシコ原産の多肉植物で、数十年に一度咲くと言われる「アオノリュウゼツラン」が片瀬海岸の山脇孝さん(90)宅の庭で開花した。
昨年までは葉が茂るだけだったが、5月中旬頃からアスパラガスのように花茎が顔を出し、そこから7月中旬にかけて一気に約10mの高さまで伸びたという。
黄色い筒形の花が花茎の下から上にかけて徐々に開花。山脇さんは「毎年、今年こそはと心待ちにしていた。卒寿という節目の年に花を見られてうれしい」と話した。
1960年頃、友人から苗を譲り受けた。庭に植え60年ほど経つ。1日時点で、下部に咲いた花はカラスに食べられ散ってしまったが、上部に咲く花は見頃を迎え、頂点の方はまだつぼみの状態で青々としている。山脇さんは「8月中旬には全て散るのではないか」と予想している。一度開花するとその後枯れるという。開花したリュウゼツランの根元には小さな子株が芽吹いていた。
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