馬肉屋さくら商店 3周年記念 特別大感謝セール
11月23日㈭~11月29日㈬ 茅ヶ崎市元町4-9-1
高倉で子ども食堂を運営するNPO法人「ことりのおうち」(高見広海代表)が7月下旬から、毎週月曜日に市内各地で食事を提供する「出張長後こども食堂」を始めた。高校生までは無料。大人にも200円以上の募金協力で提供する。高見さんは「食の支援を通じて、『顔の見える街づくり』の手伝いができれば」と話している。
1日、湘南大庭市民センター。午後5時過ぎ、出張用のトラックで乗りつけた高見さんが駐車場で食堂を開店させると、子連れの母親や小中学生らが続々と訪れた。
この日のメニューは野菜たっぷりの手作りカレー。利用した小学4年生の女の子は「家のカレーとは味が違って美味しい」と笑顔を見せた。
高見さんは2017年1月から、毎月第1日曜日の午前11時から午後3時まで長後駅近くの「シェアカフェ長後食堂」で子ども食堂を開催。昨年4月からは毎週水曜日の午後6〜8時にも食事の提供を始めた。
一般的に経済的な困窮世帯への支援という色合いが強かった子ども食堂だが、高見さんは「地域活性」を重視。困窮者への支援という側面はもちろんあるものの、対象者を限定しておらず、「誰でも歓迎」というスタイルだ。「困窮者に限定するとそれが利用者にとってハードルになる。食を通じて顔がつながり、助け合える地域にすることが目標」と高見さん。
高齢者支援にも
出張版は2年前、御所見で初めて実施。会場には200人以上が足を運び、中には高齢者の姿も多かった。「自分の足で遠方まで出かけられない人もいる。それに色々な場所で子ども食堂を開けば、活動を多くの人に知ってもらえるきっかけになる」。そんな思いから、子ども食堂を支援するテレビ番組の企画に応募。先月トラックの寄贈を受け、本格的に出張版をスタートさせた。
会場では食事に加え、地元事業者から提供された食品や菓子類も配布する。この日利用した中学3年生と小学4年生の子どもを一人で育てる30代の女性は「日頃は仕事で帰りが遅く、食事を用意するのが負担。育ち盛りの子どもを連れて行っても快くおかわりをさせてくれて、心の拠り所にもなっている」と話す。
高見さんは「家計の節約としてでも構わない。お母さんに心のゆとりが生まれれば家庭も和やかになる。気軽に利用してほしい」と呼び掛けた。
開催は第1月曜日が同市民センター、第3が桐山プロパン商会(亀井野)、第4が小菅文具店(用田)。第2は善行地区で未定。問い合わせは高見さん【携帯電話】080・3428・8792。
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