中学硬式野球ボーイズリーグの日本一を決める「リポビタンカップ第53回日本少年野球選手権大会」で、藤沢を拠点に活動する「湘南クラブ」が昨年に続き優勝を果たした。23日、選手らが鈴木恒夫市長を表敬訪問し、結果を報告。市からは生涯学習特別貢献表彰が授与された。
大会は8月2日から7日まで大阪シティ信用金庫スタジアムで開かれ、地方予選を勝ち抜いた48チームがトーナメントで頂点を競った。
初戦、湘南クラブは浜松を相手に11対1で快勝すると、続く2回戦の宮崎を6対2、3回戦の東広島を5対2で撃破。続く4回戦は愛知豊橋と一進一退の攻防を繰り広げるも最終回で逆転し、5対4で接戦を制した。
準決勝は対戦選手のコロナ陽性により不戦勝に。決勝では愛知瀬戸を相手に打線が爆発し、11対2の大勝で見事優勝を飾った。
善行中学校3年生の田代栄人主将(15)は「打線がうまく機能してしっかり点が取れた。後輩には3連覇を狙ってほしい」と報告。田代栄次監督は「感染症に気を使いながら制約もある中、最後まで戦った」と選手らの奮闘ぶりを紹介し、報告を受けた鈴木市長は「大阪の地で湘南の名を高めていただいた。今後さらに活躍してほしい」と一同を称えた。
湘南クラブはこれまでプロ選手を多数輩出。中日の小笠原慎之介投手や高橋周平選手もOBにあたる。今夏の甲子園では二松学舎大学付属高校の辻大雅投手など3選手を輩出した。
|
|
<PR>
藤沢版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>