ごみの分別漏れによるごみ処理場やごみ収集車での爆発火災事故が発生していることを受け、市環境事業センターは「改めて正しいごみの分別を」と呼び掛けている。
主に事故の原因となっているのは、不燃ごみとして出された、モバイルバッテリーや電池、加熱式たばこやスプレー缶、ライターなど。いずれも収集車の回転板や施設の破砕処理時など、圧力や強い衝撃で爆発、出火しやすい特徴を持つ。
本来は「特定処理品」として、ゴミ収集車とは違う回収方法に指定されている。ライターは濡らしてから、ボタン電池や小型充電式電池はビニールテープなどで絶縁するなどの規定がある。同センターは「分からない時は問い合わせを。くれぐれも混ぜないで」と呼び掛ける。
藤沢市の不燃ごみ収集車の火災事故は2019年、20年に3回ずつ、昨年も1回発生。処理場では「ほぼ毎日、小爆発が発生している」と同センター。「幸い初期消火で防げているが、過去には19年のリサイクルプラザ火災など大事故が発生したこともある。改めて分別に協力を」と話した。
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