音楽で能登を支援
7日にチャリティー
12月5日
創業72年の藤沢機器(川名)が、昨年の金属加工業からシステム開発への業務転換を機に工場を「地域交流の場」として生まれ変わらせる「(仮)藤沢ラボ計画」を進めている。来春のオープンに向け活用方法を地域から募る方針で、同社の内田直継さんは「文化やモノ、交流などを生み出せる、地域のラボにしたい」と意気込む。
工場は2階建て、総面積約600平方メートル。立地は藤沢駅から徒歩15分、川名橋の横、川を挟んでJR線路沿い。1階にはカフェを開く予定という。
活用方法について内田さんは「あえて制限は設けていない」と説明。「ものづくり、交流、ライフスタイルなどがキーワード。皆がやりたいことを自由に持ち込み幅広い職種・世代の人が集まる藤沢らしい場所にしたい」と思い描く。
計画には、鎌倉市を拠点にまちづくりなどに取り組む(株)エンジョイワークスが協力。逗子市の廃工場のシェアアトリエ施設リノベーションも手掛けており、同社は「工場は音や電源などの条件が広く、一般住宅などと比べ活用方法が多様」とメリットを説明する。
7月30日には「工場活用妄想会議」イベントを開催。保育施設職員やダンスの練習場を探す高校生、彫刻家、DIY好きの子育て中の母親、サーフィンが趣味の起業家など幅広く約40人が参加。活用策を出し合った。
次回は10月に開催を予定する。「地域と一緒に魅力的な場所に。力を貸してほしい」と話した。
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