南藤沢で歯科医院を営む雨宮啓さん(48)が、先月27日から4日間、米アリゾナ州で開かれたアメリカ歯周病学会の本講演の舞台に立った。
同学会は歯周病に関する学会としては世界で最も権威があるといわれ、年に1度、各国から歯科医師が集い、最新の技術や情報を発信・交換している。講演は2500人規模のメインホールで行われ、湘南地域の歯科医師が立つのは初という。
登壇は、日本臨床歯周病学会が、これまでの実績や豊富な知識から推薦したことで決まった。
講演は民間治療の最前線と技術革新をテーマに展開。安全性に配慮し、身体に負担のかからない歯周病やインプラント治療の手術法などを語った。
講演を終え、雨宮さんは「日本人として世界最高峰の本講演に立てたことは名誉なこと」とコメント。学会に参加しあらためて「日本の技術が欧米に引けを取らない、誇れる医療だと実感した」と話す。今後は「今回得た知識や技術を地域医療や、後輩たちに伝え、発展させたい」と話した。
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