藤沢市は、国登録有形文化財「旧桔梗屋」(藤沢1の750の1ほか)の公民連携の有効的な活用方法を探る社会実験を来年1月4日(水)から行う。民間事業者からアイデアを募り、一定期間店舗として利用してもらうことで、ニーズや収益性を確認してもらい、「賑わい創出や回遊性のある街づくり」に生かす。
事業名は「旧桔梗屋トライアル・サウンディング」。対象は店蔵1階の58・63平方メートル。所定の条件を満たす法人、個人事業主、任意団体対象で費用は無料。
実施期間は1月4日(水)から5月31日(水)で1日から30日以内。応募、事前相談や現地調査は4月28日(金)まで受け付ける。
市は15年、このエリアを「旧東海道藤沢宿街なみ継承地区」に指定。景観を保存しながら歴史的建築物の活用を進めており、旧関次商店には市の補助を受けてベーカリーと生花店が出店している。旧桔梗屋は市民団体などと連携しアート作品展示、雛人形展示、キッチンカーイベント会場として活用している。
市街なみ景観課担当者は「現在まで10件ほど問い合わせがある。様々なアイデアが出されることを期待し、歴史的建造物の魅力ある新しい形を探っていきたい」と話している。
問い合わせは同課【電話】0466・50・3508。
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