湘南大庭地区の藤沢西高校の生徒が中心となり地域活性を目指す「マイミライnext」が今年元日に発足した。意義に賛同し、活動拠点を提供する湘南大庭市民センターの矢内健センター長は「行政とは違った高校生視点の活性化が楽しみ」と期待を寄せる。
同団体は、大庭地区の小学生から高校生がまちづくりに対して議論し、行政などに提案する子ども会議「マイミライ」の延長線上にある。両団体を仕掛けた代表の細沼惠美子さんは「マイミライが提案を考える組織とすれば、nextでは実際に活動をする組織」と位置づけている。
メンバーは西高生9人と細沼さん、加えて起業など地域活動を求める40、50代5人が参加。大人は高校生の支援を通して「地元デビュー」のノウハウを学ぶ。副代表2人は今春大学生になる山崎隼さんと2年生の加藤雄飛さんが務める。
すでに計画は進んでいる。4月には同市民センターで高校生によるコミュニティーカフェテラスが開店予定のほか、10代が考える季節イベントとして高校のネットワークを生かした野点や夏祭り、音楽祭の企画を練っている。「地域の人たちの交流するきっかけを作りたい」と加藤さん。山崎さんは「大庭は高齢化が進んでいるけど西高がある。これを特長ととらえて貢献したい」と思いを述べた。
細沼さんは「これからの世代の活躍にぜひ注目し参加してほしい」と呼び掛けた。
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