第76回神奈川県実業団駅伝が5日、足柄上郡山北町で開催され、プレス工業(遠藤)が全区間トップの完全優勝で14大会連続17回目の優勝を果たした。
丹沢湖周辺の5区間29・8Kmのコース。熊谷真澄選手(24)がトップで2区落合葵斗選手(23)にたすきを渡すと、その後も1位の座を譲らぬまま後続につなぎ5区藤江千紘選手(26)が1時間27分12秒でフィニッシュ。2位の県警に10分以上の差をつけての圧巻の走りだった。
滋野聖也主将(26)は「歴代の先輩たちがつないできた結果を今年も良い形で残せた」と振り返り、アンカーを務めた藤江選手は「他チームも早くなってきているから1位でゴールテープを切れた時はほっとした」と胸中を語った。
ニューイヤーに
県は制したものの、プレス工業は「全日本実業団対抗駅伝」(ニューイヤー駅伝)へは2020年を最後に3年連続出場を逃している。滋野主将は「次こそ何としても会社を背負ってニューイヤー駅伝に出る」と意気込む。
各選手の競技練習をしながら駅伝を意識し合宿も実施。2年前に就任した下里和義監督(41)は「実業団駅伝では監督の務めを果たせた。今年こそ全国出場に全力を尽くす」と4年ぶりの大舞台に向けて躍進を誓った。
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