藤沢市で2022年に生まれた子どもの人数(出生数)が、3058人で3年連続減少していることが分かった。全国では厚生労働省が先月28日、想定よりも11年早い80万人割れを発表。同様に減少傾向となっている。
市の統計年報によると、前年比で41人減。第2次ベビーブームの1973年の6006人をピークに出生数は減少傾向に転じ、2022年は半数近くまで減った。政令指定都市以外では1番多い出生数となっている。出生数から死亡数を引いた「自然増」では1335人減と2009年から13年連続で減少した。
県の人口統計調査によると、県全体の出生数は2022年が5万8118人となっており、前年比2431人減少した。
流入から流出を引いた社会増を含めた市の人口増加数は昨年8月時点で県内トップ。ただ、自然増減においては全国同様の現象が起きており、市は出産・子育て応援事業など、支援策に腐心する。出生数に市企画政策課は「将来的な生産年齢人口の減少も避けられない状況であり、市としても危機感を抱いている。出生数を増やすにはいろいろな問題があるが、子育て支援などできることからやっていきたい」と話した。
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