ギネス世界記録認定を受けたのは「最も長い塗り絵の列」。中国が持っていた記録3895枚をおよそ1900枚上回る5778枚を記録した。
認定には、ギネス世界記録公式認定員の厳しい審査が入る。本庁舎5階の市民ラウンジからテラスまでずらりと貼り出された塗り絵を余白が残っていないか、下絵の線に沿って塗り分けられているかなどを確認。8千枚の中から5778枚が列と認定された。
塗り絵は市内55の小中学校や子ども関連施設から集めた。それをメンバーが1枚1枚確認し、必要に応じて補完。膨大な枚数に「おやじ」たちの宿題として作業を進め、当日の設営も午前6時から活動。「仕事以上のハードスケジュールだった」との声もあった。そんな活躍ぶりに、公式認定員の関岡智美さんは「準備から大変な作業だったと思う。参加した子どもたち含め世界一という大きな挑戦を成し遂げた素晴らしい取り組み」と称えた。
体験イベントに5千人
ギネス世界記録挑戦は、子どもたちに普段味わえない体験をしてもらおうと企画した「藤沢市おやじフェスタ」の一環。同イベントは企画から資金集め、協力事業者との交渉までメンバー手作りで進められた。
1階の職業体験企画では、藤沢マイスターを含む地域の27事業者が協力、西側市民広場では東日本大震災の3・11に合わせて市が協力。起震車や煙体験のブースが設けられ、多くの来場者で賑わった。
実行委員長を務めた福島和彦さん=人物風土記で紹介=は「藤沢市のおやじが一丸になってがんばってくれた結果。子どもたちの未来につながればうれしい」と話した。
|
|
<PR>
藤沢版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>