江ノ島電鉄江ノ島駅で3月31日、次世代型農業「アクアポニックス」の農場が本稼働をスタートさせた。専門企業の(株)アクポニと協同し、藤沢方面行きホームに温室「アクアガーデンラボ」を設置。同日、オープニングセレモニーとして、収穫した野菜の地域レストランへの卸実験がお披露目された。
アクアポニックスは、魚のふんなどを含んだ水を微生物で分解し野菜の肥料に回し、きれいになった水をまた魚の育成に使用する循環型農業。善行に同社の実験場があることを知った江ノ島電鉄(株)が、コロナ禍の旅行業落ち込みに対する新たな地域活性策として着目。今年1月に連携協定を締結していた。
農場では小松菜とレタス、水槽ではイズミダイを養殖。安定した生産を目指しながら、地域資源としての活用も視野に入れる。卸に協力した片瀬海岸のイタリアンレストラン、イルキャンティ・ビーチェの小坂直人さんは小松菜を試食し「えぐみが無く美味しい。これからが楽しみ」とコメント。農場を見た6歳の男の子は「電車の野菜食べてみたい」と話した。
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