藤沢市が昨秋に実施した「市民生活に関する意識調査」の結果がまとまり、先月31日に市ホームページで公開された。市政運営の市民の評価指標の一つとして、各施策・事業の実現度などを毎年調査している。
58の設問の内、50の回答で前年より実現度の数値が向上。市が掲げる都市像「郷土愛あふれる藤沢の実現」に関する設問では「よくできている・だいたいできている」と答えた割合が8割を超え、過去最高の数値となった。
一方「子どもを安心して育てられる環境/75・4%」「市民参加型の地域づくり/45・1%」「駅をはじめとする拠点の整備/34・7%」「生涯学習の機会や場の提供/18・7%」「地域での災害への備え/46・1%」「消防や救急の活動の充実/76・3%」「犯罪のない安全なまち/63・3%」「交通が便利で移動しやすい/66・3%」「農水産業の活気/47・4%」の数値が前年より減少した。
企画政策課は「数値を市民の声と受け止め、まちづくりコンセプトの一つ、スマート藤沢の実現(29・7%)をはじめ、足りない部分などこれからのまちづくりに生かしたい」と話した。
市内在住の18歳以上の市民3千人を、世代・地域など層化した上で無作為抽出。昨年10月に調査用紙を郵送し、11月の締め切りまでに1440人から回答を得た。
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