国技大相撲を子どもたちに体感してもらおうと12日、石川小学校で特別授業が行われた。2年生から6年生までのおよそ530人が参加し、国技を楽しく学んだ。
コロナ禍を経て4年ぶりに開催された15日の大相撲藤沢場所に合わせて企画。同場所勧進元の最上重夫氏と日頃から親交のある錣山(元関脇寺尾)部屋の協力を得て実現した。
当日は錣山親方と同部屋三段目の葵、川渕、将軍の3力士が訪問。一緒に準備運動の四股踏みや、股割りに挑戦した。一番の盛り上がりを見せたのは力士との対決。各学年の代表者が果敢に挑んだほか、教員も飛び入り。大きな応援と拍手が会場を包んだ。
力士に挑んだ児童からは「やわらかいのに筋肉が固くて、すごく強かった」「びくともしなくてびっくりした」「おじいちゃんと一緒に相撲を応援したい」と興奮気味に感想を話した。
同小の一瀬今日子校長は「本物の力士の皆さんと触れ合える貴重な機会をいただけて本当に感謝している。子どもたちの一生の記憶に残る思い出になった」と感謝の意を示した。
最上氏は「力士に挑む子どもたちや皆さんの笑顔が見られて本当に良かった。国技大相撲を未来につなぐきっかけになれば」と振り返った。
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