音楽と芸術の発信拠点として整備が進められていた湘南台駅地下広場湘南台アートスクエアが6日、グランドオープンした。発案者であり、運営を手掛ける湘南台アートスクエアプロジェクト(清水桂子代表=人物風土記で紹介)は同日、記念イベントを開催。およそ800人の来場者らと完成を祝った。清水代表は完成の喜びとともに「藤沢北の玄関口として誇れる場所にしていきたい」と意気込みを話す。
湘南台アートスクエアは、音楽を発信するイベント空間とギャラリーからなる。昨年3月には壁画で知られる地元在住の画家、廣田雷風氏の壁画をシンボルに、木目の温もり溢れるイベントスペースを整備。この度、もう1つの柱であるギャラリーが完成し、グランドオープンとなった。
当日は、音楽と芸術の発信拠点にちなみ、生演奏に合わせて水墨画を仕上げる書家・横山円さん、同じく生け花を作り上げる市内在住の池坊鳳秀流家元・長田華鳳さんや、湘南台高校書道部のパフォーマンスが披露されたほか、展示第1号として地元ガラス工芸作家のノグチミエコさんの作品が飾られるなど、華やかな式典となった。
市民らの行動が実ったアートのまちづくりとしても注目。発案に加え、整備に必要な予算を地域やインターネットを活用して呼び掛けて集め、市の事業化にこぎつけた経緯がある。
現在は月に2回のストリートピアノの解放と1回のライブを展開中。詳細はHPなどで。
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