市内で寄贈・収集された商業関係の道具を紹介する企画展「昔のあきないの道具」が4日から9月3日(日)まで、市民ギャラリー常設展示室(南藤沢21の1)で開催されている=写真。
藤沢橋付近に店を構えていた茶・紙問屋「桔梗屋」ののれんや、昭和初期に使用された商店街ののぼり旗、遊行寺坂にあったとされる茶屋の道具など、江戸時代から使用されていた68種類の民具が並ぶ。
主催した市郷土歴史課学芸員(民俗学)の黒川敏彦さんは「使用価値がなくなった物でも、収集すれば史料としての価値はある」と話す。商家の様子が再現されるように道具を配置し、見ている人が当時の雰囲気を感じられる展示となっている。黒川さんは「皆さんの先祖の暮らしぶりを想像していただければ」と語る。
入場無料。平日午前10時から午後8時、土日祝日は午後6時まで。8月14日(月)は閉室。問い合わせは郷土歴史課郷土文化推進担当【電話】0466・27・0101。
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