任期満了に伴い、来年2月に実施予定の藤沢市長選に、前神奈川県議の国松誠氏(62)が先月31日、無所属での立候補を表明した。同市長選への正式表明は初めて。昨年12月、タウンニュース社の取材に出馬の意向を示していた。
記者会見した国松氏は「長年にわたり故郷・藤沢に対する思いを具現化したいという熱い気持ちがある」と立候補の動機を説明。また「これまで応援いただいた市民から『藤沢市政再起動のためにぜひ立ち上がってほしい』と声が寄せられた」と周囲から後押しがあったことを明らかにした。
市長選に向けては街のポテンシャル(潜在能力)に着目。「市民くらし満足度ナンバーワン」を掲げ、子育て・教育、医療・福祉、まちづくりなど7つの政策項目を提示。まちづくりでは藤沢駅周辺の再整備や村岡新駅(仮称)周辺の新しい産業拠点の創出、相鉄いずみ野線の延伸などを盛り込んだ。
国松氏は1991年に藤沢市議に初当選。4期務め、同市議会議長や全国市議会議長会会長を歴任した。2007年には県議に初当選。4期務め、今年4月の県議選は出馬を見送っていた。
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