土地・建物まるわかり相談会
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クリエイターが集まり短時間でゲームを制作する「ゲームジャム」の学生向けイベントが先月31日と9月1日、辻堂東海岸の湘南工科大学で開かれた。情報工学などを学ぶ約40人が参加。ICT人材の企業ニーズが高まる中、ゲーム制作を通じた人材育成などが狙いにあり、時間や役割分担を意識しながらオリジナル作品を作り上げた。
「バグってる。処理落ちしてるね」「床を伸ばしてみるか」。アクションゲームの制作に取り組んだチームのメンバーが意見を出し合った。
イベントは、世界最大のゲーム開発プラットフォーム「Unity(ユニティー)」が教育プログラムを提供する全国の加盟校を対象に実施するツアーの一環。同大でも情報系学科の授業や研究などでUnityを採用している。イベントは夏休みの期間を利用し、情報学科の学生や今月に行われる「東京ゲームショウ」に出展する学生らが参加した。
31日には午前中にゲーム制作のための音や効果などについて同社関係者が講義。午後は5人程度のチームに別れ、実際に制作に取り組んだ。情報工学科の久保田竜之介さん(20)は「複数人で制作すると役割分担を考える分、1人よりもすごく頭を使う。短時間に作業をまとめるのも良い経験になった」とこの日の作業を振り返る。
同社関係者によると、Unityはゲーム制作に限らず、建築や物流、製造業などさまざまな分野で利用されており、若手人材の需要も高まっているという。同大情報学部の橘俊宏准教授は「ゲームという関心のある分野から入ることでプログラムやCG技術を学ぶ間口が広がる。さまざまなICTニーズに応えられる人材育成をしていきたい」と話した。
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