藤沢、茅ヶ崎、寒川の2市1町を拠点に昨年誕生したプロバスケットボールクラブ「湘南ユナイテッドBC」のB3リーグ2季目の挑戦が始まった。きょう10月6日(金)、秋葉台文化体育館でホーム開幕戦に挑む。堀田剛司ヘッドコーチ(HC)は今季のテーマを「成長」とし「プレーオフ進出のベスト8が目標」と語った。
同クラブはプロスポーツを通して地域経済や青少年の健全育成を掲げ昨年結成。B3リーグ初参戦となった2022年―23年シーズンは、15勝37敗で地区16チーム中13位と厳しい結果で幕を閉じた。
悔しさを胸に2シーズン目を迎えたチームは、新加入選手8人を迎え一新。平均年齢25歳前後と若いが堀田HCは「試合も練習も真面目に一生懸命がんばってくれるメンバー」と太鼓判。開幕前のプレシーズンマッチや天皇杯で課題も見えてきた今、若さの特権の伸びしろを生かし、シーズンを通して「成長させていきたい」と話した。
大きな武器としていきたいのが連携。「個人の能力に頼るのではなく、みんなで攻め、みんなで守る。チームプレーを機能させていくことが大事」と語る。また3点が狙えるアウトサイドシュートも攻め手に加わり、身長の高いセンター陣も得点を狙える。「1試合の得点で2点シュートを上回ったこともあった。より精度を上げて武器にしたい」。内、外と攻めのパターンが増え、相手守備を翻弄する場面も見られそうだ。
キーマンとして挙げるのが、ポイントガードの板橋真平選手と、センターのライリー・バッティン選手。板橋選手は司令塔としてはもちろん、自ら切り込む得点力の高さ、ライリー選手は206cmの長身を生かしたインサイドに加え、アウトサイドからも得点が稼げるという。
開幕に向け堀田HCは「チーム、フロント、スタッフとも真価が問われる2年目。みんなで成長し、多くの人に盛り上げてもらえるように力を尽くす」と決意を語った。
また市民へは「皆さんの声援が力になる。ぜひ応援に来てください」と呼び掛けた。
ホーム開幕きょう6日
ホーム開幕戦は6日(金)(午後7時)、7日(土)(2時)秋葉台文化体育館で対戦相手に香川ファイブアローズを迎える。
当日は、元リップスライムのSUさんのアリーナDJ(6日)や世界一を決めたStudioHANA!のダンスチーム(7日)が登場し、会場を盛り上げる。携帯端末などで公式HPを見せると小中高校生は無料。
ホームゲームは26試合を予定。詳細は、同クラブ公式HP(クラブ名で検索)で。
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