片瀬在住の写真家、山口大助さん(44)=人物風土記で紹介=による作品展が「湘南くじら館」(片瀬目白山1の3)で始まった。江ノ電とその沿線に息づく人々の生活を切り取った約20点が会場に並んでいる。11月25日(土)まで。
山口さんは片瀬で生まれ育ち、社会人になってから独学で写真を学んだ。鉄道好きで、全国各地のローカル線などを題材にシャッターを切ってきたが、2011年の東日本大震災が転機に。「自分にゆかりのある地域を撮ることにこそ意義があるのではないか」と考えるようになり、以後、生まれ育った片瀬と腰越地区を中心に江ノ電と沿線の人々の暮らしをテーマに、撮影している。
同展は写真家としては初の個展で、山口さんは「昔から暮らす人たちがつないできたものが今もあるのがこの街や江ノ電の良さ。作品の隙間にある瞬間を感じてもらえたら」と話した。展示期間中は作品や絵ハガキの販売もある。
開場は木・金・土曜日の正午から午後5時。入場無料。問い合わせは同館【電話】0466・21・9262。
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