藤沢市は、辻堂浄化センターの汚泥処理施設で民間事業者が持つ技術力やノウハウを活用する包括的民間業務委託を開始した。月島ジェイテクノメンテナンスサービスと先月、委託契約を締結。期間は2026年10月までの3年間で、委託料は約21億8900万円。
同施設の運転管理や保守点検・修繕・工事・物品調達・各種測定など、これまで単年で個別に発注していた複数の業務をまとめて複数年で契約し、同社に任せる。維持管理業務の効率化を図り、住民サービスの向上につなげることが目的。
同センターは建設から約60年が経過。老朽化が進み、修繕や工事の発注に追われるなど職員の負担が増しているという。市下水道施設課は「一時でも止めるわけにはいかない下水道施設の維持管理は使命。性能を担保しながら定期的にチェックを行い、アセットマネジメント業務に注力していく」としている。
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