神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
藤沢版 公開:2023年12月22日 エリアトップへ

蔵まえギャラリー 業態変更し再出発 貸し画廊は来春終了へ

文化

公開:2023年12月22日

  • X
  • LINE
  • hatena
昭和初期の商家を活用した「蔵まえギャラリー」
昭和初期の商家を活用した「蔵まえギャラリー」

 昭和初期に建てられた米穀店を活用し、多彩なアートを発信してきた「蔵まえギャラリー」(藤沢)が業態と場所を替え、再出発することになった。現在の貸し画廊は来年3月末で終了し、6月下旬をめどに近隣の古民家で飲食店を開業する。作品を発表する場の提供は一区切りとなるが、関係者は「今後は食を通じ、生活に根ざしたアートを発信していけたら」と話している。

 旧家や蔵が建ち並ぶ旧藤沢宿。国道から一本入った住宅街の一角に同ギャラリーがある。木造2階建てで引き戸を開けると土間や畳敷きの部屋などがあり、和の風情あるたたずまいと作品の調和が楽しめる場として人気を集めてきた。

 運営者で自身もアーティストの佐野晴美さん(68)が「アートと作家の支援」を目的に2006年にオープン。会場では障害の有無やプロアマなどの垣根を超えて公募する「湘南Vividアート展」など、年を通じてさまざまな企画展や多彩なワークショップなどが行われてきた。

 ギャラリー終了の契機は、建物の契約更新に伴い貸主から家賃の値上げを提示されて。「残念だが今の業態では収益性が低く、続けることができない」と苦渋の決断をした。再出発する場所を探していたところ、偶然50mほどの近所で空き家となった民家を借りることができたという。

 開店にあたっては市の補助制度の活用を念頭に置き、対象の業態となる飲食店として再始動することを決めた。運営メンバー4人が日替わりで店主を務める形を想定している。藤沢宿交流館の受託業務や企画、講習などの機能は佐野さんの自宅に移すという。

 開業日の目標は蔵まえギャラリーの創立日でもある6月23日。佐野さんは「色々な人がアートに興味を持つきっかけは作れたと思う。これからは食を通じて人が集まる楽しい場を作りたい」と意気込んだ。

藤沢版のトップニュース最新6

長後音頭、令和によみがえる

長後音頭、令和によみがえる

ふるさとまつりであす披露

10月18日

市北部最大の祭典26、27日に

市北部最大の祭典26、27日に

市民手作り「湘南台ファンタジア」

10月18日

響け、10人の音色

湘南工科大附属高吹奏楽部

響け、10人の音色

2年ぶり2度目の全国へ

10月11日

トンネル工事、あと半分

横浜湘南道路

トンネル工事、あと半分

マシン2機の掘削接合

10月11日

ごみ袋をレジ袋に

藤沢市

ごみ袋をレジ袋に

プラ削減へデザイン刷新

10月4日

不妊先進医療費に助成

不妊先進医療費に助成

市が10月から最大5万円

10月4日

㈱平和堂典礼

藤沢市辻堂神台2-2-41 0120-59-6999

https://heiwadou.com/sp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 10月18日0:00更新

  • 10月11日0:00更新

  • 10月4日0:00更新

藤沢版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

健康と景品 歩いてゲット

ふじさわ歩くPJ

健康と景品 歩いてゲット スポーツ藤沢市

市民部門は11月30日(土)申込締切

11月1日~12月31日

藤沢版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年10月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook