藤沢市を拠点に活動するサッカーチーム「エブリサ藤沢ユナイテッド」が14日、神奈川県サッカー協会フットボールセンター(かもめパーク・横浜市泉区)で行われた「2023年度神奈川県社会人サッカーリーグ1部2部入替戦」で「横浜GSFCコブラ」に3対1で勝利し、県1部昇格を決めた。
「藤沢からJ」を合言葉に、22年に藤沢の2チームが合流して結成したエブリサ藤沢ユナイテッド。23年度は、県2部グループBで15試合を戦い14勝1敗で1位を獲得。グループAを制した「ONODERAFC」とのリーグ優勝決定戦では敗れたが、入替戦に昇格の望みを託した。
横浜GSFCとの入替戦では、序盤の6分に三上輝樹選手がゴール前に抜け出し先制する。しかし、後半早々にペナルティエリア内でのファールでPKを決められ同点に。引き分けでは昇格が叶わない。選手たちの懸命な攻めに後半28分にチャンスが訪れる。コーナーキックからの競り合いに相手キーパーがこぼしたボールを、岸晃司選手が押し込んで勝ち越す。その後も攻撃を緩めず、ロスタイムに高橋莞大選手が追加点を決めホイッスルが鳴った。
22年も入替戦に進んだが、あと一歩及ばず涙を飲んだ。雪辱を果たしての昇格に飯田涼監督兼選手は「嬉しいし、ほっとしている」と喜びをかみしめる一方、最終目標のJリーグを見据え「来シーズンは県1部で優勝し、関東大会を制して関東リーグ昇格」と、次のステップを描く。
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