湘南東部2市1町(藤沢市・茅ヶ崎市・寒川町)で能力を磨いた看護師に与えられる「湘南ナース」の称号授与式が17日、藤沢市医師会館で行われ、33人の新しいメンバーが誕生した。
地域の養成プログラム参加医療機関に属す看護師が「感染看護」「フィジカルアセスメント」などの研修を3年間受講した上で、一定水準以上の能力を認められた場合に与えられる。2013年に湘南ナース総合支援センターが設立され、現在は医療機関など19団体が協力。これまでに244人の湘南ナースを輩出している。
同式典で、認定者代表として壇上に立った宮澤里菜さん(茅ヶ崎市立病院勤務)は、「人の命を預かる職業として悩んだこともあったが、研修に参加した同期の存在に支えられここまで来られた。一同初心を忘れず、学んだ知識を各現場で活かしていきたい」と抱負を述べた。
武内鉄夫センター長は「培った能力を存分に発揮してほしい」と式辞を述べ、「医療に携わる者は一生研修し、新しい知識を身に着けていかなければならない。センターとして交流の場を設けるなど、これからも皆さんを支えていく」とした。
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