大相撲藤沢場所を前にモンゴル出身力士一行が4月12日(金)、片瀬の常立寺を訪れ、境内の「元使五人塚」を9年ぶりに参拝する。
同寺の元使五人塚は1275年の鎌倉時代の蒙古襲来のとき、同寺近くの龍ノ口刑場で命を絶たれた蒙古(現モンゴル)の国使5人を弔うために建立。境内には5基の五輪塔が建てられている。
当日は横綱・照ノ富士、大関・霧島、豊昇龍らモンゴル力士団総勢15人が墓参予定。企画・立案した大相撲藤沢場勧進元の最上重夫さんは「悲しい歴史ではあるが、今、両国が尊重し合えることを大切にしたいと考えた」と思いを語る。
当日は午後4時半から5時くらいに力士の参拝を予定している。同寺の服部功志住職は「お寺が両国の架け橋になれればうれしく思う。これを機にぜひ皆様も元使塚にお参りに来て下さい」と呼び掛けている。
藤沢場所は4月13日(土)
前売りチケットは現在販売中。場所は秋葉台文化体育館(藤沢市遠藤2000の1)。
名物のトーナメント戦や、テレビでは観られない初っ切り、髪結、横綱綱締の実演など「ならでは」の魅力がたっぷり。
チケット購入は同実行委員会(湘南営繕協会内)ホームページからか、電話(【電話】0466・81・7886)で。
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