湘南学園中学校2学年の生徒40人が、湘南の海洋環境について学ぶ校外授業が5日に行われた。NPO法人「UMINARI」と不動産会社の(株)コスモスイニシアが共同で講師を務めた。
授業は1日を通して行われた。午前は同団体らの指導のもと、ワークショップやディスカッションのほか、鵠沼海岸の湘南海岸公園サーフビレッジでビーチクリーン活動を行った。
午後は各班に分かれ、海の環境保全に関わる団体や店舗の関係者に話を聞いた。同社が手掛けた片瀬海岸のマンション「ヴィルヌーブ片瀬江ノ島」を見学した班では、海洋ごみを用いたリフォームについて学んだ。廃棄されたプラスチックを資源化し、タイルとして内装材に利用する取り組みが実例で紹介された。質疑応答では、環境問題に関わる質問のほか「リフォームにかかる費用や苦労したこと」などの質問があがった。参加した生徒は「海の環境を守るため今後も考えていきたい」と感想を述べた。同社の担当者は「環境問題や社会の仕組みに興味を持つきっかけにしてほしい」とした。
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