JAさがみ(西山國正組合長)が今年から手掛ける「さがみ味よし枝豆」の出荷が最盛期を迎えている。
藤沢市や茅ヶ崎市の農家13戸が共同で出荷している。関東地方でよく栽培される茶豆風味の枝豆で、コクのある味わいが特徴だという。
枝豆は足が早いため、流通しやすい都市近郊農業での生産品目として着目されている。鮮度に加え品質やおいしさ向上のため、焼酎粕が由来の有機アミノ酸質の液体肥料が使用されている。
液体肥料は、肥料メーカーの片倉コープアグリ(株)(東京都)の製品を選定した。同社と県農業技術センターの立ち会いのもと試験区を設置した。同組合と農家が協力し、約1年間の試験栽培を経て、今夏の出荷に結びついた。
20トンの出荷を目標としている。8月上旬まで出荷が予定され、県内のスーパーや量販店で購入できる。
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