藤沢市内の水田で栽培された酒米だけで醸造された日本酒「藤田熊醸」が今年も出荷され、先月下旬から市内取扱店の店頭に並んでいる。
米の消費量減少や生産資材の高騰、生産者の高齢化など市内の水田は減少傾向にある。そこで、水稲生産者や蔵元、さがみ農協、藤沢市の4者が協働で藤沢産米の酒造りに取り組み、昨年初めて出荷が行われた。商品名には、「『藤』沢の水『田』で育てた米を『醸』した」と、地産であることをPRする狙いがある。
製造者の熊澤酒造(株)(茅ヶ崎市)によると、「今年も爽やかでコクのある食事と一緒に楽しめるお酒」に仕上がったという。
販売店である北村商店(藤沢)では、店頭に藤田熊醸のコーナーを設けて周知している。「お土産にもいいですが、ぜひ地元の人にこそ、飲んでほしい」と同店は話す。
価格は1800ミリリットルが3110円(税込み3421円)、720ミリリットルが1730円(税込み1903円)。取り扱いは北村商店、藤沢とちぎや(藤沢本町)、勝浦酒店(川名)、へいわ酒店(鵠沼海岸)、わいわい市藤沢店(亀井野)。詳しくは市農業水産課【電話】0466・50・3532。
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