辻堂駅南口にある湘南銀座商店街で今年も、スズムシが涼しげな音色を響かせている。駅利用者に癒しや懐かしさを届けようと、同商店街振興組合(程嶋秀幸理事長)が企画。「The響of鈴虫atくまの森モール」と銘打ち、2020年から5回目を迎える。
スズムシを育てた石井英樹理事は「夏が来て、生きているのを確認できた時は、何とも言えない感動がある」と魅力を語る。その数約400匹。一部は近隣の保育園などにも寄贈した。
歩道の日陰に虫かごを7カ所設置。夕暮れ時になると「リーン」と風情ある虫の音が一斉に聞こえる。程嶋理事長は「辻堂に帰ってきた人たちに『今日も一日お疲れ様』と言っている」と笑った。展示は26日(月)まで。
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