中国・貴陽で先月24日から31日にかけて行われた「IFSCクライミングユース世界選手権2024」で藤沢市山岳・スポーツクライミング協会所属の濱田琉誠さん(15・鎌倉高校1年)がボルダーで優勝。リードで2位に入賞した。濱田さんは2大会連続の金メダル獲得。仲田和樹さん(13・大清水中2年)もボルダーで3位、リードで4位に入賞した。
世界各国からハイレベルな若手クライマーが集う同大会。ボルダーは体ひとつで壁を登り、制限時間内にいくつの課題を完登(クリア)できるかを競う。濱田さんは予選と準決勝を1位で通過し、決勝戦では第1課題で完登を逃すものの、第2課以降を全て完登し優勝を決めた。壁の金具にロープをかけながら登り高さを競うリードでは、ミスが響いて惜しくも2位となった。
2大会連続の金メダル獲得だが、「内容はまだまだ反省が多い。改善していきたい」と厳しく上を見据える。
仲田さんは、同選手権初出場で表彰台に立った。「世界のレベルは高かった」というが、今大会最年少の銅メダルを獲得。「もっと上を目指せる」と意欲を燃やす。
同協会の東昭一会長は「2人とも藤沢から世界を代表する選手として結果を出してくれた。これからも活躍してもらいたい」と期待を寄せる。
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