「藤沢市民まつり」があす21日(土)と22日(日)、28日(土)に開かれる。1974年から実施され、今年で49回目を数える市内最大級のイベント。昨年は北部で行われた「湘南台ファンタジア」(今年は10月26日(土)、27日(日))と合わせると、42万人を超える来場者でにぎわった。郷土愛あふれる市民が主役となる企画が目白押しだ。
藤沢駅・市民会館の周辺、秋葉台文化体育館・公園、遊行寺の大きく分けて3つのエリアで行われる大規模な催し。
藤沢駅北口のサンパール広場や地下広場、市民会館など周辺の「藤沢エリア」では、約1万人が参加する名物の「南北大パレード」をはじめ、青森、山形、福島といったご当地の名産を味わえる「絆ブース」やフラステージなどが設けられるほか、辻堂のロボット展示施設「ロボテラス」が手掛ける癒し系ロボやARを活用したトレーニングマシンの体験、湘南発のスケートクルー「DOBB DEEP」によるスケボーイベントを予定。
「遠藤・御所見エリア」では秋葉台文化体育館・秋葉台公園を会場に、市内の吹奏楽部などが多数出演する「マーチングフェスタ2024」や千葉県、茨城県のバンドも集結して熱いパフォーマンスを繰り広げる「2024マーチング祭湘南藤沢オープン」(有料)が行われる。また、地元太鼓保存会による演奏、本や手づくりアクセサリーを販売するマルシェ、フリーマーケットもある。
「遊行寺エリア」では、浮世絵すりや片瀬こま、写経の体験、骨董市、屋台村、初企画として謎解きイベント「遊行寺とれじゃー」(先着200人)、国登録有形文化財の旧桔梗屋店藏で野菜などを販売するマルシェも同時開催される。
ガラポン抽選会市歌お披露目も
21、22の両日には、ODAKYU湘南GATE2階コンコースで「みなみでガラポン抽選会」も行われる。3万円分の肉や旅行のカタログギフトなどが当たる。同施設と湘南藤沢OPA(1千円以上)、フジサワ名店ビル(500円以上)で買い物をした際に発行されるレシートが必要で、景品はなくなり次第終了。
そのほか、JR藤沢駅東海道線発車メロディーが、10月1日(火)から『藤沢市歌』に変更されるのを前に、アレンジ曲のお披露目も行われる。駅南口ロータリー付近で、午前10時ごろ。利用者が番線を区別できるように、メロディーには3番線(東海道線上り)と4番線(同下り)で異なるアレンジが加えられる。
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