横浜市で先月8日に行われた「第34回神奈川県学童学年別水泳競技大会」で、片瀬小学校6年の秋田菜々子さんが3種目で1位を獲得し、最優秀選手賞に選ばれた。
県内の小学生スイマーが集う同大会。秋田さんは50m自由形、50m背泳ぎ、200mリレーに出場した。
最も得意な50m自由形は予選1位、50m背泳ぎも3位で予選を通過し、体が温まった決勝戦では自由形で28秒29、背泳ぎで31秒97の好タイムを記録。実力を発揮して栄光を掴んだ。同日に行われたリレーでも、疲れをみせずチームの勝利に貢献した。
個人で優勝した2種目では、タイムが標準記録を越えたことから2025年3月のジュニアオリンピックに出場する。
水泳を習っていた姉の影響で幼稚園の頃から泳ぎ始めた秋田さん。スイミングクラブのコーチの目に止まり、大会へ参加するようになった。
同大会には1年生の頃から出場し、各種目で何度も上位を記録していたが、優勝は初めて。小学生最後の大会での好成績に「とてもうれしい」と満面の笑み。
ジュニアオリンピックも過去3度出場しているが、入賞の経験はない。今後行われる予選会で100mや200mの標準記録を突破するため、週5日、2時間程の練習でフォームの見直しにも取り組んでいる。秋田さんは「まだまだ上の人はたくさんいるので、これを機に、さらに上を目指したい」と、向上心をみなぎらせる。
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