自転車競技BMXのジュニアオリンピックが12日に東京都内で行われ、浜見小学校6年の尾後家優斗選手(11)が準優勝に輝いた。
会場は、2021年の東京五輪でも利用された有明アーバンスポーツパーク。当日は快晴で風もなく、良好なコンディションの中、全国から集った小学生らが技を競い合った。試合は2回の走行のうち、より大きな得点で順位を決める。
予選を2位で通過した尾後家選手は、決勝の1本目に宙を逆回転する「バックフリップ」や、空中で方向転換をしながら「バックフリップ」を行う「フレア」などを展開。84ポイントをマークしたが、「攻めきれなかった」と悔しさをにじませる。同じく1本目に今大会優勝者である谷本怜雅選手が89ポイントを獲得して首位に立つと、尾後家選手も2本目にはさらに難易度の高い「バックフリップエックスアップ」を披露。宙で後ろ回りをしたままハンドルを180度回転させる技で、「練習でもやったことがなかった技。本番に一発でできて気持ち良かった」と振り返る。その後も「フレア」を決めるなどして会場を沸かせ、1本目を上回る87・33ポイントを獲得した。
準優勝という結果に、残念な表情を浮かべる尾後家選手。「全体的に漕ぐ場面が多くなった」と、勢いをつけるタイミングを見計らうことを今後の課題として挙げた。
普段はHUG―RIDE PARK(鵠沼海岸)などでの練習や、茅ヶ崎市内のジムでメンタルトレーニングを行う。来月2日(土)から岡山県で開催する全日本BMXフリースタイル選手権にも出場予定で、「今度は優勝したい」と雪辱を誓った。
|
|
<PR>
藤沢版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>