旧東海道藤沢宿に残る蔵や町家に現代美術を展示する「藤沢今昔・まちなかアートめぐり」が、10月26日(土)から始まる。空間全体を作品として体験する「インスタレーション」の手法を取り入れた展覧会。歴史文化遺産の継承を目的に地元の芸術家らが2010年から開催し、今年で15回目となる。
「希(こいねが)う?」をテーマに掲げる今回は5年ぶりに海外の作家も加わり、8人と1組が参加する。ラトビア出身のラウラ・フェルデベルガさんは「永遠の青空」と題する迷彩ネットを発表。「世界の多くの地域で暴力が蔓延している困難な時代に、平和と協力を促したい」という。
会場は旧鎌田商店、関次商店パンの蔵・風土、旧稲元屋呉服店、旧桔梗屋。11月17日(日)までの土日祝日の午前10時30分から午後4時(パンの蔵のみ日月火を除く午前8時から午後3時)。10月27日(日)と11月10日(日)には、ふじさわ宿交流館で即興音楽のワークショップとライブが行われる。
問い合わせは実行委員会の伊東さん【携帯電話】090・1212・4415。
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