大規模災害に備え、藤沢市消防局が先月24日と25日、「24時間震災対応訓練」を行った。同局をはじめ、市消防団や近隣の消防本部なども参加して、図上や実動の訓練が行われた。
この日は、相模トラフを震源とするマグニチュード8・2の地震が発生し、市内でも各地で甚大な被害が発生している状況を想定。市防災センターでは図上訓練が行われた。
また、市消防訓練センターでは実動訓練として、土砂崩落に巻き込まれた乗用車からの救助や、倒壊建物の堆積物に埋もれた人の救出、火災を想定した放水、人命検索救助、給水等後方支援など、さまざまな活動が行われた。
乗用車からの救助では、消防隊員らが手作業で土砂を取り除き、「後ろの窓を割って入りますよ」など声をかけながら作業を進めた。現場では「車に進入する時に内部に土砂が入ってしまうから、もっと上の土砂を除去して」などの声もあがっていた。
市消防局では「大規模災害に備えて初めて行った。いざという時に備えて、訓練の経験をいかせられたら」と話す。
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