50年以上の歴史を有する藤沢市民オペラの公演が、藤沢市民会館大ホールで12月7日(土)・8日(日)・14日(土)・15日(日)に行われる。24日、報道関係者向けの公開練習が同ホールであり、園田隆一郎芸術監督と出演者が仕上がり具合を披露した。
市民で構成するオーケストラと合唱団がプロのソリストとともに創り上げる3年に一度の本公演。演目は物語性が高く、オペラ初心者も親しみやすいモーツァルトの『魔笛』。アリアの名曲が詰まった傑作としても知られている。
全編ドイツ語(日本語字幕付き)で歌うソリストや合唱団はおよそ半年前から練習を重ねてきた。この日の公開練習では、ダブルキャストの日曜日公演の出演者たちが初めてオーケストラの演奏と歌声を響き合わせた。
物語にユーモアを添える鳥刺し男パパゲーノを演じるソリストの大西宇(たか)宙(おき)さんは「市民とプロの相互作用が市民オペラの魅力のひとつ。『魔笛』は演劇的な要素が多いので、見て聴いて楽しんでほしい」と話す。
市民交響楽団の一員としてバイオリンを演奏する塚本雅一さんは「モーツァルトの曲は難しいが、質の高い音を求めていきたい」と本番への意気込みを語った。
今回の公演では、オーディションで選ばれた児童合唱団の小中学生6人が童子役を務める。
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