湘南モノレール(株)西鎌倉駅のバリアフリー化工事が完了し、今月3日から使用が開始された。先月28日には、新設した地上部分の改札スペースで竣工式が行われ、周辺住民をはじめ松尾崇鎌倉市長や県・市職員ら約60人が出席した。
地上部分に改札口を設け、ホームの大船と江の島方面の2カ所に階段が延びる。ホームの大船側先頭にはエレベータも新設された。これまでは、江の島側の階段しかなく(撤去予定)、同社によると「地元からの強い要望もあり」今回のバリアフリー化となった。
西鎌倉商店会の根本捷男会長は「西鎌倉の街づくりの第一歩。団塊の世代が多く住むこの街において、地域を考えるよい機会になれば」と語った。
工事は昨年5月開始、総工費は約3億5千万円で、国・県・市から計3300万円の補助金を受けた。
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