県立深沢高校のボランティア委員会による非行防止教室が今月14日、深沢小学校で行われた。
教室には小学校2年生147人が集合。神奈川県警作成の紙芝居「かんがえよう!やっていいことわるいこと」を基に、高校生8人が寸劇を披露した。
内容は主人公ののびおくんがすねたくんに誘われて万引きをしてしまい、警察に通報され、反省するまで。場面が変わるごとに、司会役の高校生は「これはやって良いことかな」「店長さんの気持ちはどうだったかな」と質問、子どもたちは元気よく発言し、教室の最後には「万引きは絶対やっちゃダメって分かった」と各々感想を話した。
同委員会の本多苗美委員長(17)は「悪いことは悪い、当たり前のことを分かって欲しかった。皆元気に答えてくれて良かった」と話した。本多さんらは、1週間前から練習に取り込んできたという。同委員会は現在約20人で、普段は幼稚園訪問などの活動をしている。
今回の取り組みは県教育委員会が推進する高校生による非行防止教室の一環。年齢の近い講師が行うことで小学生に強い印象を残すことをねらいとしている。昨年度の同取り組みを行った高校は32校で、市内では大船高校、七里ガ浜高校が実施した。
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