清泉女学院中学高等学校のベルマーク委員会は先月、収集点数が900万点を達成したとしてベルマーク教育助成財団から表彰された。同委員会の実績は県内2番目。2004年の800万点達成時にも表彰を受けている。50年に渡る活動の継続も評価された。
今回の受賞について委員長の内藤里咲さん(17)は「びっくりしたけど、とても光栄なこと。こんなに大きな数字を達成できたのは、先輩方の実績のおかげ。次は1000万点を目指したい」と感想を話した。顧問の二ツ木睦子先生は「生徒たちの頑張りが認められて良かった。大変うれしい」と話した。
同委員会は現在48人。月に1回行われる会議に合わせ、クラス内でベルマークや、同様の点数が取得できるインクカートリッジの収集を実施している。「全員参加」を目標に掲げており、クラス名簿を基に表を作成、個別に提出を求めるなど、活動に力を入れている。同委員会の高校3年生たちは「クラスの皆が協力してくれたときは達成感がある。やりがいのある仕事だと思う」と笑顔を見せた。
集めた点数は、黒板消しクリーナーや時計など、学校の備品購入に利用されている。他にも、今年は同財団が主催する募金「友愛援助」を通じて6月までに13万円を東北支援に寄付した。
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