鎌倉養護学校 災害時福祉避難所に 要援護者らへ施設提供
市と県立鎌倉養護学校(今井邦彦校長、市内関谷)が2月4日、災害時における福祉避難所としての施設使用等に関する協定を締結した。
災害発生時に、一般避難所での生活が困難と思われる要援護者に同校が施設を提供し、市が飲食料品や毛布、医薬品などを提供する。
知的・発達・認知・肢体・高齢者など、身体に障害を持つ要援護者に対しては個別の対応が求められるため、一般の避難所での生活が難しいとされている。
施設がバリアフリー構造となっており、福祉に精通した職員が勤務している同校では、2011年8月から市に福祉避難所としての施設利用を働きかけていた。
同校では「災害時に確実に施設を利用できる。地域に信頼される学校づくりを目指しており、使命を果たすことができる」としている。
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