「もしも鎌倉で津波が発生したら」をテーマにした防災イベントが9月1日(日)、鎌倉生涯学習センターで開催される。時間は午前10時から午後6時まで。
主催は被災地支援や防災活動を行ってきた団体や地元企業で構成される「津波が来たら高いところへ逃げるプロジェクト委員会」。会場では地形などをもとに避難経路や時間を記した「逃げ地図」や市の「津波ハザードマップ」の展示、東日本大震災や関東大震災の写真展のほか、東北物産展などが行われる。
また当日は会場となる生涯学習センター入口に、津波の被害を視覚化したシート(=写真)が設置される。これはハザードマップによるセンター付近の浸水想定(最大約3m)をもとに、むき出しになった鉄骨を展示することで、津波の被害をより分かりやすく理解してもらおうというもの。多摩美術大学の学生が発案した。主催者は「日頃から津波の被害について考えるきっかけになれば」と話している。イベントに関する問い合わせは(株)カヤック【電話】0467・61・3399松原さん、前田さん。
ネット通じ資金募集も
「鎌倉をITでハッピーに」を合言葉に市内IT企業などが結成し地域活性化に取り組む「カマコンバレー」では、このイベントの趣旨に賛同。このほど立ち上げた鎌倉限定のクラウドファンディングサイト「iiku
ni」(http://iikuni-kamakur
a.jp)で、ビジュアルシートの作成などにかかる費用約125万円を募っている。問い合わせは【メール】info@kamac
on.comへ。
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