45年ぶり2度目の全国高校野球選手権大会優勝を果たした東海大相模高校。その主力選手として活躍した遊撃手の杉崎成輝君は市内関谷の少年野球チーム、そして玉縄中学校の出身だ。8月22日には「古巣」に優勝報告をし、後輩にエールを送った。ひと回りもふた回りも成長した姿に、当時を知る関係者からは喜びの声が上がった。
杉崎君は準々決勝でサヨナラ安打、決勝で先制二塁打とダメ押しのタイムリーを含む3安打2打点3得点の活躍で優勝に貢献した。通算21打数12安打で打率は5割7分1厘。2塁打6本は大会記録に並ぶ。
地元でも喜びの声
杉崎君は市内関谷のチーム「ラブリーサンズ」で野球を始めた。その当時を知る大垣昭三代表は「足が速く打撃センスが抜群で、肩も強かった。小学3年生からは上の学年のチームに所属し、サードやピッチャー、キャッチャーなど、色々なポジションを経験させた」と話す。
その後、中学校に進学すると、強豪として知られる硬式野球のクラブチーム湘南ボーイズに加入。甲子園をともに戦った投手の小笠原慎之介選手、捕手の長倉蓮選手とはその頃からチームメートで、日本一に輝きU-15の日本代表にも選ばれている。
8月22日には古巣ラブリーサンズが練習を行う関谷小学校を訪れ「優勝報告」を行った。約20人の後輩選手を前に杉崎君は「ヒットを打つ秘訣はなく、とにかく練習することが大事。頑張ってください」とエールを送った。
皆を引っ張る存在
活躍を喜ぶ声は出身中学校でも。杉崎君が3年生の時にクラスを受けもった市立玉縄中学校の矢崎祐華教諭は「いつも周りに友達がいる人気者だった。運動神経が抜群で、体育祭のときはクラスを学年優勝と総合優勝に文字通り導いてくれました」と振り返る。
平日は練習、週末は遠征などハードなスケジュールにも関わらず、「疲れを見せることなく、勉強もしっかりしていた」という。甲子園の決勝戦は、職員室のテレビで15人ほどの教職員と応援した。矢崎教諭は「本当に頼もしくなった。これからも応援しています」と教え子にエールを送った。
杉崎君は甲子園での活躍などが評価され、12カ国が参加するU-18ベースボールワールドカップの日本代表に、同校の小笠原選手らとともに選出された。初戦の相手はブラジルで、今日8月28日(金)、午後6時から大阪府の舞洲ベースボールスタジアムで行われる。
![]() 「古巣」を訪問した時の様子(ラブリーサンズ提供)
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