鎌倉文学館は7月9日(日)まで、特別展「漱石からの手紙・漱石への手紙」を開催している。
同展は今年が夏目漱石の生誕150年にあたることから企画されたもの。展示されているのは、昨年岩波書店から発売された「漱石の愛した絵てがみ」に収録されたものを中心に、42通。うち漱石が書いたものは30通、受け取ったものは12通となっている。やり取りする相手は家族や門下生、友人など多様で、相手によって文体などを変えているという。同館学芸員は「材木座の別荘で避暑中の娘にあてたものなど、鎌倉ゆかりの手紙も展示しています。作品では見られない漱石の一面や、作品制作中の状況が分かると思います」と話している。
期間中、講座や講演会も開催。6月7日(水)は書家・石川九楊氏の「漱石手紙の筆触」が同館1階で(締切5月23日)。6月11日(日)は中島国彦氏による「手紙からみた漱石」が商議所地下で(締切5月30日)。いずれも午後2時開始。希望者はイベント名、住所、氏名、電話番号、参加希望人数(2人まで)を明記し【FAX】0467・23・5952、【メール】event2017@kamakura-arts.or.jpへ。応募多数の場合抽選。
入館料は一般400円、小中学生200円。午前9時から午後5時(入館は4時30分まで)。5月8日(月)、6月19日(月)、7月3日(月)は休館。問い合わせは【電話】0467・23・3911へ。
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