鎌倉市はこのほど、2017年度の海水浴客数を発表した。それによれば材木座、由比ガ浜、腰越の市内3海水浴場を訪れた人は、約59万6千人。前年に比べて約9万5千人(約13・7%)の減少となった。
海水浴場別では、材木座が5万2千人(前年比2・9%減)、由比ガ浜が52万6500人(前年比13・8%減)、腰越が1万8200人(前年比32・5%減)。いずれも過去10年で最少となった。減少の大きな要因となったのが天候不良。期間中の雨の日数は昨年より6日多い10日、曇りの日数は21日多い37日となった。
特に8月に入って雨や涼しい日が続き、例年客数が最も多いお盆を直撃したことが大きく影響した。
由比ガ浜茶亭組合の増田元秀組合長は「長期的に見れば、海水浴客そのものの減少傾向が続いている。鎌倉では砂浜での飲酒禁止などの規制強化が浸透してきたこともあり、午後遅い時間や夕方に来て、海には入らずに海の家でブランチや夕食を楽しむ人が増えている。海の家でも飲食の売り上げ自体は大きく減っておらず、従来通りの調査では動向の変化が反映されない部分もある」と話した。
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