鎌倉時代末期、後醍醐天皇の側近として倒幕運動に加わり、鎌倉幕府に処刑された日野俊基を讃える祭礼が12月3日(日)、葛原岡神社で開催される。
「日野俊基卿まつり」は、全国的にも珍しい神仏習合の祭礼として知られる。
当日は午前11時に篠笛の先導のもと神職と僧侶がともに並んで社殿に祝詞・玉串を捧げるほか、墓前で読経・香を炊く。午後1時30分頃までの予定。
主催は鎌倉の名所旧跡を巡るイベントなどを実施している市民団体「鎌倉親幕府」(伊藤一美会長)。同会は1998年、日野俊基を祭神とする葛原岡神社と位牌を祀る浄光明寺の協力を得てこの祭りを始め、今年で20回目を迎える。関係者は「新しい社会の実現を夢に見ながら志半ばで倒れた日野俊基の悲運に思いを寄せることで、怒りや憎しみを超えた社会の実現につなげたい」と話している。
詳細は【携帯電話】090・4012・7089伊藤会長または【携帯電話】090・9843・8661大貫昭彦副会長へ。
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