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鎌倉版 公開:2018年7月6日 エリアトップへ

134号沿い歩道の通行再開 下水圧送管の復旧受け

社会

公開:2018年7月6日

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通行が再開された歩道
通行が再開された歩道

 稲村ガ崎で発生した地盤沈下による下水圧送管の破損を受けて、約2年にわたって通行止めが続いていた国道134号沿いの歩道の通行が、6月29日から再開された。

 通行止めが行われていたのは国道134号沿い、鎌倉海浜公園稲村ガ崎地区東側の歩道。

 この場所では2016年4月、崖の崩落や地盤沈下が発生し、歩道下に埋設されていた「下水圧送管」が破損した。

 この管は、鎌倉地区約1万7千世帯の下水を坂ノ下の西部ポンプ場から七里ガ浜処理場へと送っているもの。市は応急処置として下水を消毒した上で海へと放流した後、放流を止め処理場への送水を再開するため、仮設管を歩道上に設置し、通行を禁止した。

 その後、本復旧を目指して地盤の改良・強化や損傷した管を新しいものに差し替える作業を実施。損傷箇所の前後の管も設置から40年以上経過していたことから、耐震性の向上を目指し、既存管の中に新しい管を作る「管更生工事」が行われた。

 ただ作業が夜間に限られるほか、管内部に人が入って作業しなくてはならないなど「一般的な下水道工事に比べ約3倍」の時間がかかったという。昨年10月には既設の本管での通水が再開。同年12月には工事が完了した。

 歩道の仮設管も今年3月には撤去されたものの、管を固定するために歩道に鉄筋を打ち込んでいたため、その修復やタイルの貼り直し、さらに昨年10月に発生した台風21号による高潮で損傷した柵の修復などの作業が行われてきた。

 今後は車道の下に設置している仮設管の撤去作業などが行われる予定。市下水道河川課は「134号は交通量が多いので、状況を見ながら工事を行いたい」としている。

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