古都や歴史的街並みに特化した撮影を続け「古都グラファー」として活躍する傍ら、「鎌倉風景写真講座」を主宰する大町在住の写真家・原田寛さん(70)。今回、あじさいを撮影する際のポイントを教えてもらった。
撮影術5カ条
【1】「鎌倉らしさ」を入れる。花のアップだけではどこで撮影したのか伝わらない。パリでエッフェル塔をバックに撮影するのと同じで、建物や参道などを画面に取り入れると雰囲気が出る。
【2】花をメインに。鎌倉らしさを出すことは大切だが、あくまで主役はあじさい。画面の2/3を目安に花を写せば、あじさいを撮りたかったことが分かる。残り1/3で鎌倉らしさを。
【3】曇りや雨天時の白い空は画面に入れない。人の目は明るい部分に目がいきがち。あじさいに注目する前に、白い空に目が向き散漫な印象になってしまうので要注意。
【4】雨天での撮影が基本。あじさいは雨に濡れると彩りが増す。曇りならまあまあ、晴天時は日陰で撮ることを心掛ける。
【5】ポピュラーなガクアジサイは横から撮るより、少し上から撮る。横からだと手前の額しか写らないので、後ろ側の額まで入れると豪華に感じる。
「もっと本格的に学びたい」という人は、原田さんの写真教室へ。撮影する位置や角度、技術など、原田さんが持つ豊富な知識を丁寧に教えてくれると好評の教室だ。デジタル基礎科・月3500円。デジタル普通科・月4000円で、1回だけの体験入会もできる。
問い合わせ、申し込みは(有)星月写真企画(大町2の4の14・鎌倉駅東口徒歩10分)【電話】0467・23・3694へ。
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