鎌倉学園高校陸上部からは8月6日(火)、7日(水)に沖縄県で行われるインターハイ陸上競技男子5000mに児玉真輝さん(3年)と力石暁さん(同)が出場する。2人ともインターハイは初出場。
3度目の正直で夢叶う
横浜市立領家中学校の入学を機に、陸上を始めた児玉さん。当初、走り幅跳びの選手だったが結果が伸びず、中3の夏から長距離に転向した。
すると、1500mで県2位の好成績を収めるなど才能が開花。「コツコツ練習することが、結果につながる長距離は自分の性格に合っていた」
鎌倉学園高校では、2年連続でインターハイ南関東予選に出場したもののどちらも結果は8位。「3度目の正直。何が何でも6位以内に入って全国の舞台に立ちたい」と高校生活最後の予選で、14分22秒36のタイムを出し、2位で通過した。
自己ベストは14分3秒21。予選結果に「あまり調子は良くなかったが、全国出場が決まりほっとしている。インターハイではペース配分に気を付け、8位以内の入賞を目指したい」と意気込む。
けがを乗り越え全国へ
茅ヶ崎市立松林中学校時代は3000mで県大会4連覇など、同世代をけん引してきた力石さん。しかし、鎌倉学園高校入学後はけがに悩まされ、思うような結果を出すことができなかった。
1、2年のインターハイ南関東予選には出場できず、初出場となった今回、自己ベストとなる14分26秒86の記録で5位通過。「やっと花が咲いた気持ち。本当にうれしい」と笑顔を見せる。
全国出場に向け、自宅近くのサザンビーチから江の島まで約16Kmの道のりを走り、持久力をつけている力石さん。同じ舞台に立つ児玉さんは「良きライバル」と互いに切磋琢磨しながら、練習に取り組んでいるという。
「上を見ないと何も始まらない。全国では、持ち味である終盤のスピードを生かし、入賞を果たしたい」と力強く語る。
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