清泉女学院中学校2年生の吉川祐未さん、中澤秀佳さん、飯田英乃さんが、12月6日から8日まで、茨城県で開催される第7回「科学の甲子園ジュニア全国大会」に県代表として出場する。
科学への探究心や創造性に優れた人材を育成しようと2013年から始まった同大会。都道府県大会を勝ち抜いた47の中学1、2年チームが理数系科目の筆記競技と、ものづくりやコミュニケーション力を用いて課題解決する実技競技で戦う。
全国大会の映像をネット上で発見し、興味を抱いた科学部の吉川さんが、同じクラスで生物部の中澤さんとESS部の飯田さんを誘って今年6月にチームを結成。大会に向け、理科を教える嶋崎陽一教諭に協力を仰ぎ、過去問を解くなどして対策してきたという。
県内18校32チームが出場した8月の県大会では、2つのガラス瓶を斜面に転がし、速度の差を競う課題が出題された。3人は、重りとなる遊戯銃用プラスチック弾丸(BB弾)と洗濯のりを1cm単位で瓶の中に入れ、微調整を重ねた結果、洗足学園中学校(川崎市)に次いで2位入賞を果たした。
全国大会には、この2校が県代表としてタッグを組み、計6人で出場する。3人は「それぞれの長所を発揮して、優勝を目指したい」と意気込む。
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